一度きりの人生だけど、チャンスは一度きりじゃない

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よく、一度きりの人生、失敗したくない。という考え方の人がいます。

一度きりの人生だから、安定を選んだり、失敗しなさそうな方を選び、リスクを避けたり。

それってホントに正しいのでしょうか?

本稿では、一度きりの人生に、何度も訪れる機会があるという経験談をしてみたいと思います。

仕事の手伝いを依頼される

民泊

うつ退職した後に、まずは知人からリハビリがてら仕事を手伝ってほしいという依頼がきました。わずかばかりのお給料もいただきながら。

特に断る理由もなく、受けたわけです。

当時は、airbnbが流行り始めた時期で、掃除をしました。もしかしたら「airbnbでお金稼ぎはズルだ!怪しい!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私がこの体験で得たことは、仕事は感謝を生むという体験でした。

オーストラリアからきたゲストが帰った後を掃除していたら、下手くそな字の「ありがとう」と、カンガルーの絵がかかれた手紙がありました。なぜか胸が苦しいという時期だったのですが、それを見た瞬間、すごく沁みました。

また、この時、ただ清掃をするだけじゃなくて、清掃の手順をマニュアル化することを試みたり、清掃のアルバイトさんを探したりと、仕組み作りに関わることになりました。

エステ開業

さらに並行して友人のつながりで、エステ開業を手伝うことにも誘われました。

もちろん、そんな経験はありません。が、断る理由もなく、受けたわけです。

ここでは、雑務をやったり、損益分岐点をだしてみたり、収益シミュレーションをやってみたり、素人ながら、経営的観点で、出資者に説明するための情報整理もしました。

お仕事を振られてこなしたに近いです。無給でした。

webページを作ってwebマーケティングもやってみることになりましたが、うつが発症し、途中でできなくなることも。それでも開業主がちゃんとフォローしてくれ、結果的によりよいツールの導入ができました。

このとき、webマーケティング(SEO、SNS集客)などに触れました。後々、この経験が活きます。というか、あなたがこの文章を読んでいるのは、そのときの経験が活きているからです..!

そして、人生の大きな変換点。営業に出発し、バーにいってみたり、SNSで知らない人たちが集う飲み会にいったりしてお客さん探しをし始めました。

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ネットワークビジネスにスカウトされる

そこで現れたのが、ネットワークビジネスです。(一般的には、マルチと呼ばれ忌み嫌われる存在ですね)

なぞの飲み会にいき、ショップカードを渡し、雑談をしたりしてました。あるいはSNSで知り合った人に共通の趣味をもつ人の家でホームパーティがあるといわれ、ついていってショップカードを配布したり。

また、元ネットワーカーという個人事業主さんにも出会い、投資系の営業マンを紹介され、ショップカードを渡したり、というわけのわからない営業をしていました。

100人以上とは会話してます。

ネットワークビジネスに関しては、有名所の情報は大体耳にしました。ビジネスモデルについて分析したり。どうしてみんな、嫌われがちなネットワークビジネスをやるのか、人の心理も理解できました。

もちろん、ネットワークも投資も大嫌いという人にも会いました。その人は電子書籍を副業として選んでいて、それ以外のことには拒絶反応をしていて、不思議だと感じたのを覚えています。

営業代行にスカウトされる

そのつながりで、営業代行をやっている方に、営業について教わることになり、色々と会話を試したりしていました。

最初は楽しかったものの、結局、利益のために相手を操作するような会話のコントロールが心苦しく、ギブアップ。

web制作会社にスカウトされる

その後、カフェ会で知り合って、「ネットワークビジネスってがんばれないよね」などの共感で仲良くなった同世代の人から実業家を紹介してもらいました。

その人も、世間的には怪しいような投資案件をもっていましたが、理屈をきっちりビジネスモデルで解明していて、シンプルに賢い人という印象です。この人との会話により、怪しい話でも裏側を考えると説明がつくものがあることや、逆におかしいものに気づけるようになりました。

見る目を養えたのです。

そして、事情を理解していただいた上で、人が足りない理由から、その人のもつ会社の1つに契約社員として、入ることになり、最低限のお金はいただけることに。このとき、傷病手当金はもう終わっていて、危ないところでした。

ライターの仕事をもらう

起業中の大学友人から、ライティングの仕事をもっている経営者を紹介してもらったこともありました。

このとき、文章を書くスキルが予想以上に高いことに気づきます。

ベンチャー企業にスカウトされる

過去、バイトしていた会社の社長から仕事しないかと声をかけられました。
↓この記事の人です。

週3日くらいで働くことに。

ビジョンがあり、イメージはあるが、実現する組織体制ができていない形でした。

受託で作る仕事をしている人を紹介したり、要件定義を進めるなど、曖昧な中での仕事を経験します。

うつ爆発して全部音信不通になる

こうして、web制作、ライティング、ベンチャーと抱えていた日々。まさかの徹夜が発生し、大爆発しました。

「できません」と伝えられたのはよかったです。その後1ヶ月間、寝込みました。

web制作会社に戻る

ものすごい心苦しかったのですが、1ヶ月振りに会社に出ました。お給料はもらわない方向で調整してもらい、少しずつ仕事をし始めます。

別のライターの仕事をもらう

大学友人には、「紹介してくれたのにごめんなさい」と謝りました。その後、別の仕事もあると、またお仕事をいただくことに。

ベンチャー企業にスカウトされる

ベンチャーの社長に、本を借りていて「絶対返す」と約束していたので、健康になったタイミングで郵送しました。謝罪文を添えて。

そうすると電話がかかってきて、一緒に仕事がしたいといっていただきました。

そしていま、web制作会社からの出向の形でフルタイムで働いています。会社には、売上と利益で恩返しを。ベンチャーには、成果で恩返しをと日々励んでいます。

まとめ

本稿で何がいいたいかというと、いろいろ動いてみてはいかがでしょうかということです。

さらには、だれかが助けてくれるということもあります。それが本当に救いになるかはさて置き、助ける姿勢を見せてくれる人はたくさんいます。

うつだから、ニートだから、また高学歴だからと偏見をもって接してくる人は会社をやめてから全くいませんでした。もしかしたら会社勤めのときもそんな人はいなくて、妄想だったのかもしれません。

「それも勧誘の手段だ」という考え方も当然あります。でも断れば良いだけの話。キッカケは無限。選択肢も無限です。

苦痛もあり恐怖もありだったのですが、いろいろな人と出会い、対話してきた1年間はものすごい糧になっています。人と話すコツを得て、今では外国人のIT受託会社の人と連携するポジションにも。

たくさん羅列しましたが、ひとつひとつ、濃い目の体験があります。1年以内にいろいろ手を付けは辞めて、中途半端な奴だと思う方もいるかもしれません。ですが、これくらい味見しないと、自分が本当に何を求めているかわからないのではないでしょうか。

たとえば、「とりあえず3年」とか不要だと思っています。仕事の型(進め方)は1年あれば充分みにつきます。それ以上に大事な何かに気づいたらそのタイミングで別のことを見てみることも全く問題ありません。

推奨

仮に道を外れた…と思ったとしても、既卒・第二新卒・フリーター向けの就活サイトもあります。

あるいは、フリーランスでの働き方について情報収集してみることもおすすめです。

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