推奨読者:節約したい方、docomo/softbank/au契約中の方
本稿は、ノーストレス節約の実践編です。
効率的かつ大きな効果を発揮する通信料削減の具体的な方法をご紹介します。
日本人の95%が何かしらのモバイル端末(ガラケー、スマホなど)を所有していることから多くの方の節約を実現する内容と自負しています。(引用元:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252110.html)
目次
通信費について
通信費を節約する上での前提と格安SIMについて解説します。
※本稿における通信費には端末費用は含みません。
通信費節約の大前提
節約をする際のポイントは、「ノーストレス」
ストレスがないことが節約の大前提であり、節約成功の鍵です。
しかし、通信は固定費の中でも最も日常的なストレスにとても繋がりやすい項目です。
「通信制限でネットや動画が見れない!!」なんてこと経験した人も少なくないことでしょう。こうなってはストレスフルな日々になってしまうのでダメな訳です。
ということでまず、通信費の削減において注意する点をお伝えします。それが「回線の品質」です。
キャリアによって通信速度が異なるので「キャリア 住んでいる地域」などでネット検索してユーザーの口コミを見てみましょう。特に、格安SIMへの乗換えの検討には必須です。
通信キャリアの分類
本稿では、3つに分類します。
それぞれに性質や強み(特徴)が異なり、これを知っておくと自身に合ったキャリア選択をすることが出来ます。
大手キャリア[MNO]
一般的に三大キャリアやMNOとも呼ばれるキャリア分類。
正式な分類名は、移動通信事業者。英語で[Mobile Network Operator]であり、頭文字を取って[MNO]と呼ばれています。
◆docomo
◆softbank
◆au
この3つのキャリアのことを指します。
自前でネットワーク(基地局)を所有しているキャリアです。また、日本全国各地に店舗も展開しています。
このような性質から回線の品質は高く、認知度やユーザーのサポートに強み(特徴)があります。
サブブランド
上述した大手キャリアが提供する”大手キャリアの廉価版”
◆Y!mobile (softbank系列)
本稿ではY!mobileのみ分類しています。
上述した大手キャリアと同様の性質、強み(特徴)は、同じ。
格安SIMの台頭によるユーザー離脱を防ぐことがsoftbankグループにおけるY!mobileのミッションなのかもしれません。
一般的には、UQ mobile (au系列)もサブブランドと分類されますが、実態は格安SIMなので本稿ではサブブランドと分類していません。
格安SIM[MVNO]
数年前からよく聞くようになった格安SIMについて簡単に解説します。
正式な分類名は、仮想移動体通信事業者。英語で[Mobile Virtual Network Operator]であり、頭文字を取って[MVNO]と呼ばれています。
日本では2001年に登場し、2015年のデータでは170社と公表されています。(引用元:https://www.soumu.go.jp/main_content/000362104.pdf)
大手キャリアのネットワークの一部を借りてサービスを提供する通信キャリアのことです。
ネットワーク(基地局)の構築をせず、店舗も持たない為、大手キャリアに比べて格安でサービスを提供しています。
メリットとしては、大手キャリアまたサブブランドにはない独自のオプションを用意している点。
しかし、大手キャリアと比較して通信速度が遅い時間帯がある点がデメリットです。
要するに、キャリアのオプションと使い方がマッチしている方におすすめです。
安いからと容易にCMなどでよく目にする格安SIMに乗り換えると後悔することでしょう。
【本題】通信費を安くする3通りの手段
表題の通り3通りしかありません。
その一:現在のプラン見直し
大手キャリアを契約している方は、無駄なオプションに入っています。確実に入ってしまっています。
契約中のキャリアの電話窓口に電話して「今契約しているオプション名とその内容を教えて下さい。」と伝えてこれまで使ったことのないオプションを全て廃止して下さい。
その二:家族全員同じキャリアにする
一緒に住んでいる家族、遠くに住んでいる家族限らず契約しているキャリアが異なる場合、同じキャリアにしましょう。各大手キャリア「家族割り」があります。
その三:安いキャリアに乗り換える
上述したサブブランドまたは格安SIM[MVNO]に乗り換えるという手法。
容易に格安SIM[MVNO]に乗り換えると後悔しますのでご注意を。
ポケットWi-Fiは、不要!
表題の通りポケットWi-Fiは、不要です。
契約している場合、すぐに解約しましょう。また、契約を検討している場合、辞めましょう。
その理由は、携帯キャリアの回線品質が良くないかつ携帯の通信量を増やした方がコスパが良い為です。
自宅ではau以外の大手キャリアの光回線を使用して快適に過ごしましょう。
【結論】大半の人には「Y!mobile」がおすすめ
本稿の結論として本稿を見ている90%の方々には「Y!mobile」がおすすめ。
大手キャリアのsoftbankと回線品質が同等かつ全国の都市部に店舗がある「Y!mobile」に乗り換えをすれば通信費を削減しつつノーストレスに過ごすことが出来ます。ただし、下記に該当する方には格安SIM[MVNO]も検討の余地があります。
・外出先でスマホゲームをたくさんやる
・外出先でSNS(FB、Twitter、Instagramなど)を長時間閲覧する
これらに該当する方は、別の記事でおすすめ格安SIM[MVNO]をご提案します。
まとめ
本稿では、ストレスなく効率的な節約術のひとつ、通信費の削減をご紹介しました。
- 格安SIM[MVNO]乗り換えは、容易にしない
- 大半の方がノーストレスで通信費節約するなら「Y!mobile」がおすすめ
- ゲーム、SNS大好きな人は、格安SIM[MVNO]もありかも
本稿の要点は上記です。