メンタル問題のプロ達 その2

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推奨読者:うつ病に関心のある方

その1では、カウンセラーさんと産業医さんについて書きました。その2では、精神科医さんについて記述します。その3では、珍しくておもしろい整体師の経験談を書きますのでお楽しみに。

前置きも含め、こちらもお読みください。
メンタル問題のプロ達 その1

私が出会ったメンタルのプロ

私が出会ったメンタルのプロは、カウンセラー、産業医、精神科医、整体師です。振り返ると、みなさんそれぞれ立場と役割と手段が違っていました。そのあたりについて経験談をもとにお伝えできればと思います。

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精神科医

もちろん、お医者さんは完治、寛解を目指しているはずですなのですが、個性を受け入れて生きていく術の提供もしてくれているように思います。人それぞれです。ゆえに、患者さんによっておすすめしたい手段やお医者さんは異なります。本稿では、出会った3人のお医者さんについて記録し、選択肢があることをお伝えしたいと思います。

メンタルクリニック

立場:科学的医者
役割:うつ診断、うつ治療
手段:光トポグラフィー検査、磁気治療法(TMS)

メンタルクリニックという言葉は、精神科や心療内科という言葉のもつ病気の印象を和らげるようにつけられた名前のようです。なので、一概にはいえませんが、私が行ったメンタルクリニックでのお話をします。

ここでは、ちょっと珍しい、科学的うつ診断(光トポグラフィー検査)、科学的うつ治療(TMS)を受けてきました。

私がうつっぽいと思ったとき、人に相談しても「気のせいだ」「誰でもなる」ある人には「ただの甘え」とさえいわれ、我慢してきました。民間のカウンセリングセンターでも、精神科でも会話でしかなく、”本当に”うつかどうかわかりませんでした。

そこで、脳の血流を調べて、うつ判定をする、光トポグラフィー検査を受診してみることにしました。白黒はっきりしてやろうという意気込みです。

結果、幸か不幸か、見事にうつ診断されました。軽くはないうつ病といわれ、少し躁鬱も入っているとの診断でした。

ただ…検査の前に問診票を書いており、問診票と検査結果の総合判断で診断されるため、やっぱり少し信じきれなかったのが正直なところです。(今思えば、何も信じられない状態に陥っていたのもうつ傾向の現れに思えます。)

続けて、診断されたその日に、TMSも受けました。背に腹は代えられない思いで即断でした。

TMSは、脳(前頭葉)の血流を促し、機能改善させることで、不安感を抱く脳部位(扁桃体)の抑制レベルを上げてうつ症状を改善することがねらいです。脳に磁気をあて電気を脳内に生じさせ、血流を上げ、機能向上を図っています。当時(2015年)に調べたところ、アメリカでは400箇所以上の病院で施術され、事例も紹介されていますが、日本では数カ所しかないようでした。

施術のとき、個室につれていかれ、歯科医院にあるようなイスに座り、脳に磁気をあてられます。始めは前頭葉に狙いを定めるために、磁気をあてると手がピクっと動く部位を探します。場所を特定したら、その数cm前に先端をずらし、ON。

正直、慣れるまで痛いです。お医者さんもいっていましたが、軽くデコピンを連打されるくらいの衝撃はあります。ダダダダダダダダッとたしか4秒間に40回程度だったかと思います。

帰りの電車では、頭に疲労を感じ、寝落ちしました。

心配になった瞬間もありましたが、たしかにその後日、気分が晴れる体験がありました。

ただ、福利厚生サービスによる割引がありつつも、やはり費用が高いこと、未だにこの手段しかないのか納得できないことから、いったん、通うのをやめました。

ちょっと甲乙つけ難いですが、私の結果論では、別の手段で回復できたのでやめていてよかったです。

光トポグラフィー検査は1万2000円です。どうも自分の症状の対策が見当たらない場合などには一度検査してみるのもよいかと思います。

TMSの治療については正直、今はまだ様子見のスタンスでもよいとは思います。

精神科医1

立場:患者さんのため
役割:生活ができるようにすること、治すこと
手段:薬、会話、入院

上記の先進的な方法の前に、王道の精神科に通院してみることにしました。

1箇所目はひどいところでした。埼玉県某市駅近の病院です。そこの院長が初診だったのですが、30才前後、ヒゲ、白衣を着ず、某ブランドのパーカーと同ブランドのジーパンを履いていました。

見た目で判断する気はありませんでした。しかし、ある程度ヒアリングされました後、すぐに薬をだす話になりました。元うつ病の友人の話から薬に抵抗があるという旨を伝えたところ、批判されました。「そういう考え方がいけないんだ」「もっと考えましょうよ」など。

たしかに参考になる意見ではありましたが、その瞬間、その日にはショックが大きく、全然頼りたくならなかったため、2300円の勉強代で終わらせました。

精神科医2

2箇所目は社内カウンセラーさんの知人のつながりで勧められたお医者さんでした。こちらは別の埼玉県某市にありました。

主治医となった先生(H先生)はちゃんと白衣をきてました。また、話し方も穏やかで、私の悩みや考え方について一切批判否定をせず、受け止めた上で意見をしてくれる温かい先生です。

薬についての考え方も受け入れてくれ、弱めで頓服(一時的に服用する用)の抗不安薬を処方してくださいました。

私が最も感謝しているのは、話をよくきいてくれ、体験談に基づく、納得のある意見、アドバイスを毎回してくれたことです。特に否定も強制もせず、ただ気づきを与え、促してくれていたように思います。それによって自分も考え方を変えてみたいと思うことができました。

うつ状態のときは大変デリケートな状態になるので、正論を言って聞かせることに意味はありません。逆効果です。それでも存在する正論に対して、先生自身がどう感じ、どう考え、どう行動しているかを話してくださるため、とても参考になりました。

まだ薬がきれていなければ当然処方しません。紛失したときに処方してくれました。

精神科医の体験談については、後日詳しく書くつもりです。相性を一番優先してほしいと思っています。1箇所目のお医者さんのような主治医さんがついていても、「医者だから」の一言で信用している方がいたらやめてください。

私はH先生のおかげで考え方によるうつ傾向を改善できたと思っています。今でも陥るうつ状態のとき、自然と楽になる考え方ができているのは、H先生のおかげでもあります。

まとめ

うつを治すという観点では、意外にいくつも手段は存在します。本稿では、主に精神科医さんによる医学的、科学的な方法を紹介しました。

薬や磁気を使ったうつアプローチもある程度確立はしているものの、それで寛解していない人がいるのもまた事実です。

カウンセリングに近い体験ではありますが、お医者さんの人格や会話の部分もやはり重要な要素です。人対人の部分は人生のスパンでみたとき本当に重要だと感じています。そういう意味では、お医者さん選びだけでなく、周囲の人たちの選び方に関しては、うつ症状がない人にもお役に立てる経験談ができるかと思います。

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