メールアドレスを記載していたところ、読者の方からメールにてご意見を頂戴しました。
きっとひきこもり新聞さんに寄稿した記事をお読みになったのではないかと思います。
許可をいただけたので、そのときの内容を公開し、うつシャカの意見を明確にしておくことにいたしました。
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「ひきこもりのほうが素晴らしい」
ご意見をくれた方の名は、ミドウさん(仮称)とさせていただきます。性別は不明ですが、男性の想定で。
彼は、このようなメッセージを送ってくれました。
引きこもり=悪、外出=良い
という価値観がおかしいのではないでしょうか?
荻ママとかも「積極的不登校勧めてくださいね」
荻上チキさんも「とても良い人が多い、道を譲る優しい人」
そういうブログもたくさんあります
他にもたくさん、ひきこもり系の人物が社会において功績を残している事実を教えて下さいました。
真偽の確認はとっていませんが、「村上春樹も引きこもり、アインシュタインも不登校…」とのことです。
補足すると、西洋科学の原点となったニュートン物理学のニュートンも、社会から離れたひきこもり系の人物でした。
さらに、あまり友人のいない彼にとって、仲間として率先して受け容れてくれた人は元ひきこもりの方だったとか。それまで存在意義を感じていなかった自分自身を、いるだけでいいんだと認めてもらえたのがとても救いになったとのことでした。
うつシャカの考えるひきこもり
以上のような内容を受け、次のような返信をしました。
(一部略)
この機会に私個人的な考えをご説明させていただきますと、
ひきこもり=悪,劣等ではなく、機会であるという認識です。
また、敢えて善,優等であるとも思っておりません。その人のもつ、ある特性(HSPなど)が現れた1つの側面、
1つの行動特性による結果としてひきこもりを選択したという解釈をしています。なので、その特性の活かし方、使い方があるはずで、
それに気づくべき機会として、ひきこもりがあるという考えです。
(一部略)
どうしても、世の中に出回る考え方、価値観は、白黒はっきりとつける傾向があります。ひきこもりは社会問題だと考えている人もいます。しかし、実はひきこもりはひきこもりなりに楽しくやってることもあるのです。
画一的なあるべき像を持ち出して、そうなれない者を変だとかおかしいとか、問題だとか決めつける短絡的な人たちこそ社会問題ではないでしょうか。
まとめ
本稿では、ひきこもりの方が素晴らしいという意見をもっている方からのご意見を紹介しました。
個人的には、ひきこもり系の人たちの方が話しやすく、会話が楽しいと思っていますが、社会においての善悪、優劣は判断しかねるものです。そもそも、何を評価基準とするのかという疑問があります。
ただ、何か・どこかが不適合であることはいえると考えています。合わないという事実は認め、合う場所を探すことや、特徴を活かすことなど、行動変化を試してみると面白いことがあるのではないかと思います。
ちなみに、人を平然と追い詰める人や仕組みは嫌いです。悪だと思っています。
あなたは、ひきこもりについてどのようにお思いですか?ぜひお気軽にご意見をください。
うつシャカへの連絡先(LINE@ or メールアドレス)はこちらから。Twitterもやっています。
推奨書籍
元気なひきこもりはともかく、ちょっと生活リズムも精神面も乱れをお感じの方には、この本(CD)がおすすめです。ストレスがたまりがちになる電車の中でもコレを聴いてるとさわやかになります。
ちなみに飛行機でもこれを聞きながら眠ると、比較的深い眠りができます。