フリーランス、うつ、注意

フリーランスエンジニアの悪い点と注意すべき点

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先日、公開した記事の続編です。

本稿では、フリーランスエンジニアの悪い面、業者の選び方で経験ベースのお話をご提供いたします。

フリーランスエンジニアの悪い点

フリーランスエンジニアは最高です。もちろん良い点もあれば悪い点(リスクやデメリット)もあります。
私が感じたフリーランスエンジニアの悪い点4つご紹介。

緊張感

これは良い点でもあります。その反面、悪い点にもなり得ると感じました。

実体験として開発が予定通りに進んでいない時。
ITエンジニアとしては炎上案件なんて割と日常茶飯事ですが、フリーランスという関わり方になると少し違い見え方になりました。

「ダメな奴だと思われたらどうしよう…」
「減額されたらどうしよう…」

こんなことが脳裏をよぎったりこれまで楽しく前向きに聞いていた自分の知らない技術の話となると焦燥感を覚えたり。今思えば、うつ期に陥りがちな思考回路でした。
そして、久しぶりにパニック症状が出ることもありました。そんな時はトイレで休憩していました。
「契約終了となったらまた探せばいいだけ!」「減額されても学びある環境だからなんとか続けよう!」と前向きに捉えてはいましたが、短期間で契約終了となると次の案件が見つかりにくくなる恐れもあります。

要するに、「いつ打ち切られるか分からない」という緊張感の捉え方や精神状態で次第で良い面にも悪い面にもなるということです。

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お金の管理を全て自分で行う必要がある

何度か文脈で登場していますが、フリーランスという働き方は一人の”事業主”になるということです。

会社員と異なり、確定申告を自身で行い、もちろん福利厚生もありません。単純に「売上-経費=利益」という基本構図のもとで自身でお金の管理を行います。

会社員にはない知識と手間が必要な訳です。

会計ソフトを活用したり税理士に外注するにしても最低限の知識を習得する必要があります。

社会的信用がない

フリーランスになるとローンが組みにくくなったりクレジットカードが作成しづらくなります。
全くないという訳ではないですが、会社員と比較すると著しく信用に欠けます。

例えば、
不動産投資を行う際に金融機関から融資を受けようとすると会社員の場合、「勤続3年以上、年収500万円」というのが一つの目安となりますが、事業主となると「3期以上の黒字」が最低条件となります。事業をやったことがある方なら分かるでしょうが、この数字をクリアすることは簡単ではありません。
また、不動産投資ほどではありませんが、保険に加入する際も少しばかり厳しい目で見られます。

収入の継続性、安定性という観点で会社員に劣ることからこのようになっているのでしょう。
事業主となる前に不動産投資、保険加入、クレジットカード作成また借入枠の確保を行っておくことをオススメします。

将来設計がしにくい

会社員であれば数年後の自分がどのように働き、どれくらいの給料になっているか予想しやすいはずです。
個人というより属する業界や会社に依存することになると思います。

その一方、フリーランスエンジニアなど事業主となると計画や予想をすることは困難です。
フリーランスエンジニアになる場合、設計や予想しやすい将来を捨て、未来は自分で切り開くものだという認識を持つことが必要だと考えています。

フリーランスエンジニアになる際の注意点

実際にフリーランスエンジニアとして複数の案件に参加した経験を元に表題の通り注意点を2つご紹介します。

事業主としての意識

これはフリーランスエンジニアその他事業主に限らず必須の意識です。
「全ては自分次第」「自分の未来は自分で創る」「誰も守ってくれない、自分の身は自分で守る」という精神は持つべきです。とは言ってもいきなり実践するのは難しい部分もあると思うので「これまで(会社員)とは全く違う世界に身を置く」という認識・意識は少なくとも持って日々を過ごして下さい。

エージェント業者選び

大小様々なエージェント業者が存在します。
エージェントは、パートナーであり事業主としての初めての取引先となります。

私も複数のエージェント業者と面談し検討しました。
その中で印象の良かった業者が複数ありましたが、それぞれ特徴がありました。
最終的にお世話になることにしたところは、大々的に広告を打たず、既に稼働しているエンジニアなどからの紹介で新規エンジニアを募集している業者です。紹介での集客が主になるとしっかりと個々にしっかりと対応することが必要となり、広告費にあたる部分を営業マンに還元する仕組みとなっている為、営業マンのモチベーションも高く親身に相談に乗ってくれる方が多かったです。

私も実際にフリーランスエンジニアの友人から紹介して貰ったエージェントをパートナーに選び、最高の経験をすることが出来ました。
複数検討したエージェント業者の中で個人的にオススメしないのが株式会社Hajimariが運営するITプロ●ートナー●さんです。

まとめ

本稿では、経験に基づく私の思うフリーランスエンジニアの悪い点と注意点をご紹介しました。
フリーランスエンジニアという働き方にも当然、悪い面やリスクがありますが、それを考慮してもフリーランスエンジニアは最高の働き方でした。また、多くの方の仕事に関する不満を解消してくれる働き方であると考えています。

「今の職場の先輩のようにはなりたくない」
「何十年と同じ仕事内容、職場で働くことに疑問がある」
「惰性で仕事をしている現状を変えたい」

こんな方々にオススメな働き方です。
しかし、当然向き不向き、スペック面、努力が必要なので全員がなれるとは安易には言いませんが、検討してみる価値はあると思います。

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