社会にはいろいろなビジネスが存在していて、関わっている人がいます。
彼らと話をしてきて感じたことが、仕掛けられる人と仕掛ける人がいるんだなあということです。
記事として整理する前に、雑多に書き連ねる試みをします。
仕掛けられる人と仕掛ける人の違い
前者は判断を他人任せにしてて、後者はそれを狙う。みたいな現象が往々にして存在します。
後者は前向きな表現だと、リーダーです。
周りの人のお金や時間を巻き込み、変化を起こす人がいるんですよね。
ただ、必ずしも立派とはいえるもんじゃなくて、やっぱりお金と時間を求めている人もいます。
そういう人は、他の人からお金と時間を得るために、巻き込むことを日々目指しているのです。
欲に正直でありのままでそれもうらやましい気もしますが、どうも共感はできませんでした。
個人的には、行動目的に良い悪いという決めつけをなるべく避けようと思っていますが、目的次第で共感、非共感がでてきます。
前者(仕掛けられる側)は基本、恐怖がベースなので、CMやってないと不安とか、聞いたことないこと、想像できないことは怪しいといって挑戦しません。ひいては、実現が想像できないことも。
たとえば、ビットコインの取引所のbitFlyerがCMを放送したことで、やっとこさビットコインに興味をもつという人が現れました。
しかも、「これから上がるよきっと!」と嬉々としていたのですが、CM開始の半年前には既に上がる上がるという噂はあって、もう遅いことに気づいていないようでした。
マスメディアで取り上げられたタイミングというのは、もう時既に遅し。安心できるけど、それはみんな同じ。多少なりリスクを取らないとチャンスにはなり得ないので、少しでも怪しければ逃げるという行動習慣は、チャンスを見逃す事態を招くこともあるということです。
また、仕掛けられる側の人の多くがそうですが、思考が過去向きで、その延長上にあるのが現在であり、未来だと思っている。原因思考というのでしょうか。
一方、起業家とかリーダーの立場にいる方は、未来を描いてそのための現在を生きてるという考え方。不確定な未来を前提にしてるので、不安定、不確定、不確実は当然。
安定志向に覆われた日本は、このように未来を自分で考える人、未来を自分で創ろうという人がでにくいんだろうなと思います。
どちらも正しい考え方と思えますが、起業家の人々は人生が楽しそうです。
おそらく、仕掛けられる側からすると、挑戦することやリスクを取ることに対し、「そんなのむずかしいよ」ってなると思うのですが、そもそも、難易度の話じゃないのです。
現実は後という思想であり、なかなか理解されない。それこそ怪しいとかおかしいとかって反応になりがちです。
おまけ:IT業界とうつ
ITがうつを招く傾向って、正解にたどり着くまでに壁に当たる回数が多いこととかあるんだろうと思っています。
それこそ、未来よりも現実の壁が厚すぎるようにみえる環境であるようです。
理想としては、その壁の向こうに希望ある未来像があることだと思うのですが、まあ大手IT企業を選ぶ人は、そのような未来を考えていない、過去志向の仕掛けられる側になりがちです。
未来志向なマインドは醸成されていないはずです。
まとめ
仕掛けられる側、過去、原因、恐怖、安定、びくびく。
VS
仕掛ける側、未来、目的、挑戦、不安定、ワクワク。
これらが傾向を示すキーワード群になるでしょう。